コーヒー豆の鮮度

当店では基本的に生のコーヒー豆をご注文いただいてからその場で焙煎してお渡しすることにしています。
おいしいコーヒーを飲むためには焙煎してからの鮮度がとても重要。焙煎してから日数が経つと、コーヒー豆は香りが抜けてしまうだけでなく、酸化が進んでいやな酸味が出てきてしまいます。
ですから一応賞味期限として焙煎日から1か月以内に召し上がっていただくようにお願いしています。
豆でなく挽いた粉の状態にしてお渡しもしていますが、粉にすると一層劣化が速く進んでしまうので、極力早めに消費していただきたいです。
とはいっても、毎日飲む方もあればたまにしか飲まないという方もあると思いますので、豆を大量にご購入いただいても、飲みきれなくなってしまうこともあると思います。
当店では基本的に100グラムか200グラムを選んでご購入いただいています。100グラムでしたら1日1杯飲んでも1週間程度で消費できますので、大量には飲まないという方にもおすすめです。

鮮度がよいコーヒー豆は、挽いて粉にしたときにとてもよい香りがたちます。この乾燥状態の粉の香りをフレグランスといいます。
また、ドリッパーに入れてお湯を注ぐと二酸化炭素などのガスが発生して、お湯を吸った粉がふんわりとふくらんできます。このふくらみがコーヒーの鮮度の証といえるでしょう。
一方で、鮮度が重要とはいえ、焙煎の直後はあまりにガスが出すぎて粉にお湯が触れる面積が少なくなり、結果として抽出が弱くぼんやりした味のコーヒーができてしまうこともあります。
お好みにもよりますが、中程度の焙煎度のときで、焙煎から2~3日経ったものが飲み頃と言われる方が多いようです。浅煎りの豆は1週間以上は寝かせるという方もいらっしゃいます。