ハンドピックという地味な作業

毎日暑いですね。みなさんいかがお過ごしですか?
こんな日はアイスコーヒーがよく売れる、と思うでしょ。
残念ながら、暑すぎて外を歩いている人がほとんどいません。お客さんがいなくて暇すぎるので、生豆のハンドピックをして時間を潰しています。

入荷した生豆はそのまま焙煎するわけではなく、仕入れ元の店や生産国にもよるのですが、除去しなくてはいけないディフェクトが多いのです。いわゆる欠点豆です。
慣れると手早くできるようになりますが、結構地味で根気のいる作業です。

欠点豆には、虫食い、カビ、生育不良の小豆、黒豆、変形や欠け、割れ、中が空洞の貝殻豆やその片割れの耳豆など、いろいろあります。
さらに麻袋の繊維や糸、小石やコンクリート片が混じることもあります。

この写真には、久しぶりに見つけたトウモロコシの種が見えますね。このまま焙煎したらポップコーンができてしまうところでした。

この地味な作業を終えた後、ガラス瓶に入れて陳列棚に並べます。